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同意記録

同意記録とは、特定の人が特定のデータ処理の目的に同意したことを示す、保存された証拠です。誰が、いつ、どのように同意したか、その人が見た正確な文言、その後の撤回を記録します。GDPR(EU一般データ保護規則)第7条1項は、同意を証明する責任を管理者に課しています。そのため、記録がなければ、その同意は法的に有効とみなされません。

更新日:2分で読めます執筆 fromHello

要点

  1. 同意記録は、チェックボックスの状態だけでなく、誰が、いつ、どのように、どの文言に、どの目的で同意したかを証明します。

  2. GDPR第7条1項は、立証責任を自社に課しています。証明できる記録がなければ、有効な同意はありません。

  3. 同意は追記専用の履歴として保存します。付与と撤回はそれぞれタイムスタンプ付きのイベントで、上書きはしません。

同意記録はどう機能しますか?

誰かがオプトインしたとき(チェックボックスにチェックを入れる、ダブルオプトインの確認メールで承諾する、フォームを送信する)、true/falseのフラグだけでなく、その瞬間のスナップショットを残します。記録は、その人の身元を、同意した正確な目的、表示された文言、タイムスタンプと結びつけます。後から目的が変わっても、以前の同意はそれをカバーしません。改めて同意を取り、新しい記録を残します。

同意記録にはどの項目を保存すべきですか?

  • 誰が:同意した人の不変の識別子。ユーザーID、メールアドレス、セッションIDなど。
  • いつ:正確なタイムスタンプ。口頭での同意なら、日付入りのメモ。
  • どのように:チャネルと仕組み。チェックボックス、確認リンク、署名済みのフォームなど。
  • 何を見たか:同意の文言と、その時点で表示したプライバシー通知の写し。
  • 目的:同意の対象となる具体的な処理。マーケティングメール、分析、プロファイリングなど。
  • 撤回:同意が取り消されたかどうかと、その時期。付与したときと同じ方法で記録します。
中心にあるのが同意記録です。適法な根拠、目的、撤回が、記録に法的な重みを与える項目です。

変更できない履歴はなぜ重要ですか?

同意は、上書きする1つの真偽値ではありません。人は同意し、撤回し、また同意することがあります。そして、過去の任意の日付の状態を証明しなければならないことがあります。たとえば、あるキャンペーンを送った日です。同意は監査ログと同じように保存しましょう。追記専用で、付与と撤回をそれぞれタイムスタンプ付きのイベントとして残します。最後の値を上書きすると、GDPRが保持を求める証拠が失われます。

2人のチームにとってなぜ重要か

第7条1項は、従業員数にかかわらず、立証責任を自社に課しています。登録者から苦情が来たり、規制当局から問い合わせがあったりしたとき、チェックボックスの状態では何も証明できません。必要なのは、タイムスタンプ付きの記録です。最初の登録の時点から仕組みに組み込んでおく方が、後から再構築するよりはるかに安く済みます。同意データを自社で管理するインフラに置く理由の1つでもあります。同意記録、送信除外、データレジデンシーがどう組み合わさるかは、詳しいガイドGDPRとセルフホストをご覧ください。

FAQ

よくある質問

  • GDPRにおける同意記録とは何ですか?

    特定の人が特定の目的に対して有効な同意を与えたことを示す、文書化された証拠です。誰が、いつ、どのように同意し、何を伝えられたかを記録します。GDPR第7条1項は、管理者がこれを証明できることを求めています。そのため、記録があってはじめて、その同意を法的に使えるようになります。

  • 同意記録と監査ログの違いは何ですか?

    同意記録の範囲は1つに絞られています。ある人の許可とその目的の証明です。監査ログは、多数のシステムイベントを残す、より広く改ざん検知が可能な記録です。同意記録は監査ログのような追記専用のエントリーとして保存されることが多いものの、監査ログのエントリーがすべて同意に関するものとは限りません。

  • 表示した文言をそのまま保存する必要がありますか?

    ICOは、その人が実際に何に同意したかを示せるよう、同意の文言と、その時点で提示したプライバシー情報の写しを保管するよう勧めています。文言が大きく変わっても、以前の記録には、それ以前のコホートが見た内容がそのまま残ります。

  • 同意記録はどのくらいの期間保存すべきですか?

    規制当局は、その同意に基づいてデータを処理している間は保存し、求めに応じて根拠を示せるようにすることを期待しています。決まった1つの期間はありません。処理が続く間は保存し、保存期間を社内のより広い方針と揃えてください。

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