fromHello vs Mautic
オープンソースのMautic代替です。セグメントとジャーニーがcronジョブではなく、プロダクトイベントのたびに反応します。セルフホストも、fromHello Cloudでの利用も可能です。
結論から言うと
更新日:
MauticとfromHelloは、どちらもセルフホストできるオープンソースのマーケティングオートメーション(MA)ツールです。データもインフラも自社のものです。所有という点では、両者は対等です。違いは時間の刻み方です。Mauticのトラッキングはページ訪問、フォーム、メールの反応が中心で、キャンペーンとセグメントはcronジョブで動くため、オートメーションはcronの実行間隔分だけ遅れて動きます。fromHelloはイベントを土台にしています。人の行動のファーストパーティトラッキング、イベントごとに再計算されるセグメント、そのたびに動き出すジャーニーを備えます。セルフホストするか、アーリーアクセス中のfromHello Cloudを利用できます。Cloudでは、PostgresとRedisの運用とすべてのアップグレードを私たちが担います。ランディングページ、フォーム、プラグインが必要なら、Mauticはそのためにつくられています。プロダクトイベントに反応するジャーニーが必要なら、それがfromHelloです。
fromHelloが向いているのは
同じようにセルフホストでデータを自社で持ちながら、プロダクトイベントのたびに反応するセグメントとジャーニーを使いたい場合です。サーバーを運用せずに済む、アーリーアクセス中のfromHello Cloudも選べます。
Mauticが向いているのは
大きなプラグインエコシステムを持つ、実績ある無料のオープンソースMAプラットフォームを求めていて、インストール、運用、保守を担える人がいる場合です。
オープンさは同じ。動くタイミングが違う。
| fromHello | Mautic | |
|---|---|---|
| オープンソース | fromHelloあり(AGPL-3.0) | Mauticあり(GPLv3) |
| セルフホスト可能 | fromHello自社のインフラ | Mautic自社のインフラ |
| データの所有 | fromHelloセルフホストなら自社のデータベース | Mautic自社のデータベース |
| AI(エージェント、アシスタント、MCP) | fromHello59種類のMCPツールとアシスタント | Mautic特定のAIに依存せず、モデルはプラグイン経由 |
| メールとキャンペーン | fromHelloメールとジャーニー、14種類のノード | Mauticメールとキャンペーン(成熟) |
| SMS | fromHello標準搭載(プロバイダーは自社で用意) | Mauticプラグイン経由(Twilio) |
| アプリ内メッセージ | fromHelloプロダクト内のバナーとモーダル | Mauticサイト上のFocus Items、プロダクト内向けSDKなし |
| Webプッシュ | fromHelloオプトイン方式のWebプッシュ | Mauticコアに同梱、プロバイダーは自社で用意 |
| 広告オーディエンス同期(Meta、LinkedIn、Google) | fromHello標準搭載 | Mauticカスタム連携 |
| リアルタイムセグメント | fromHelloイベントごとに再計算 | Mauticcronで再構築、リードスコアリングあり |
| セットアップと保守 | fromHelloCloudにおまかせ、または自社で運用 | MauticPHPとSymfonyのスタックを自社で運用 |
| 提供状況 | fromHelloCloudはアーリーアクセス中 | Mautic一般提供中 |
| 料金 | fromHelloCloudは月額€39から、セルフホストは無料 | Mautic無料、マネージドホスティングはサードパーティ経由 |
| 向いているチーム | fromHello人の行動に合わせて動くチーム | Mauticセルフホストと保守を担えるチーム |
Mauticのライセンス、機能、ホスティングは、2026年時点の公開情報に基づいています。最新情報はmautic.orgとMauticのリポジトリで確認してください。Mauticはコミュニティによって運営されており、商用のマネージドホスティングはサードパーティから提供されています。fromHello Cloudは、ウェイトリスト経由でアーリーアクセスを提供しています。fromHelloの価格はユーロ建て・税別です。
cronで動くオープンソースか、イベントで動くオープンソースか。
MauticとfromHelloは、多くのツールが提供しない部分について考えが一致しています。オープンソースで、セルフホストでき、データを自社のインフラに置けることです。Mauticは最大のオープンソースMAプロジェクトで、豊富な機能と大きなプラグインエコシステムを持っています。所有とオープンさという点では対等です。そこはごまかしません。
両者を分けるものは2つあります。1つ目はタイミングです。Mauticのキャンペーンのステップはmautic:campaigns:triggerを実行するcronジョブから動き、セグメントもcronで再構築されるため、キャンペーンはcronの実行間隔分だけ遅れて動きます。fromHelloは人の行動を記録し、イベントごとにセグメントを再計算し、イベントが届くたびに14種類のノードを備えたジャーニーを開始または再開します。
2つ目は運用です。MauticはPHPとSymfonyのスタックで、インストール、パッチ適用、スケール、到達率の維持を自社で行います。fromHelloの運用方法は2つです。PostgresとRedisの上でセルフホストするか、アーリーアクセス中のfromHello Cloudを使うか。Cloudでは、PostgresとRedisの運用とすべてのアップグレードを私たちが担います。
正直なところ
Mauticが優れている点
私たちはMauticの前提(オープンソース、セルフホスト可能、自社のデータ)をすべて共有しています。だから、ここで粗探しはしません。多くのチームにとって、Mauticは正しいオープンソースの選択です。
成熟していて、使い込まれています。10年以上の開発と大きなコミュニティがあり、200,000以上の組織で利用されていると言われています。一方、fromHelloはより新しく、fromHello Cloudはアーリーアクセス中です。
プラグインと連携のエコシステムは巨大で、ほとんどのチャネルや連携には、すでにコミュニティによる解決策があります。
GPLv3のもとで本当に無料で、自分で運用したくない場合は商用のマネージドホスティングも利用できます。
メール、キャンペーン、ランディングページ、フォームの機能は充実しており、多くの業界で実績があります。
どちらもセルフホストは無料。自社のクラウドを販売するのは一方だけ。
どちらもセルフホストに料金はかかりません。サーバーを用意してスタックを動かすだけです。MauticのコアはGPLv3のもとで無料です。費用はインフラと自社の送信プロバイダー、そして運用と保守にかかる時間で、マネージドホスティングはサードパーティが別途販売しています。fromHelloは自社のクラウドを販売しています。fromHello CloudはCoreプランで月額€39から(税別)で、PostgresとRedisの運用とすべてのアップグレードを私たちが担い、Teamプラン以上ではメール送信とAIクレジットが含まれます。ウェイトリスト経由でアーリーアクセスを提供しています。
fromHello — Cloudは月額€39から(税別)、セルフホストは無料(AGPL-3.0)。
Mautic — 無料のオープンソースでセルフホスト可能。マネージドホスティングはサードパーティから提供。
乗り換えに関する質問
乗り換える前によく聞かれること
fromHelloもMauticも、どちらもオープンソースでは?
はい。MauticはGPLv3、fromHelloはAGPL-3.0です。どちらもセルフホストでき、セルフホストすればデータベースは自社サーバーに置けます。両者を分けるのはタイミングと運用です。fromHelloのセグメントとジャーニーは、cronジョブではなくプロダクトイベントのたびに反応します。また、アーリーアクセス中のfromHello Cloudでは、PostgresとRedisの運用とすべてのアップグレードを私たちが担います。
fromHelloにあって、Mauticにないものは何ですか?
イベント単位のタイミング、広告オーディエンス、そしてマネージドという選択肢です。fromHelloのセグメントとジャーニーはcronではなくプロダクトイベントのたびに反応し、広告オーディエンスはカスタム連携なしでMeta、LinkedIn、Googleに同期されます。手持ちのAIはMCP経由でセグメント、ジャーニー、テンプレートを作成でき、アーリーアクセス中のfromHello Cloudならサーバーを運用する必要もありません。MauticにもWebプッシュがあり、ランディングページ、フォーム、プラグインではMauticが先を行きます。
fromHelloはMauticより運用が楽ですか?
fromHello Cloudなら運用するものはありません。PostgresとRedisの運用とすべてのアップグレードを私たちが担い、Cloudはウェイトリスト経由でアーリーアクセスを提供しています。セルフホストの場合、fromHelloはPostgresとRedisの上でAPI、ワーカー、ダッシュボードを動かし、アップグレードとバックアップは自社で対応します。MauticはPHPとSymfonyのアプリケーションで、インストール、更新、スケール、到達率の維持を自社で行います。
Mauticは無料でGPLライセンスです。なぜfromHelloにお金を払うのですか?
払う必要はありません。fromHelloのセルフホストは、AGPL-3.0のもとで無料です。料金がかかるのはfromHello Cloudで、PostgresとRedisの運用とすべてのアップグレードを私たちが担います。Teamプラン以上では、メール送信の設定が済んでおり、AIクレジットも含まれます。Coreプランは月額€39から(税別)で、自社のプロバイダーとMCP経由のAIを使います。fromHello Cloudは、ウェイトリスト経由でアーリーアクセスを提供しています。
fromHelloはMauticと同じくらい成熟していますか?
いいえ。Mauticは一般提供中で、本番運用の長い実績、大きなコミュニティ、豊富なプラグインエコシステムを持っています。fromHelloはより新しいツールです。AGPL-3.0のもとでセルフホストするか、アーリーアクセス中のfromHello Cloudを利用できます。実績のある運用環境が必要なら、Mauticのほうが安全な選択です。
fromHelloはどう始めればよいですか?
方法は2つあります。fromHello Cloudはウェイトリスト経由でアーリーアクセスを提供しており、段階的にご案内しています。オンボーディングは伴走型で、セットアップからコンタクトの移行までお手伝いします。もう1つは、AGPL-3.0のもとでfromHelloをセルフホストし、ご自身で運用するサーバーとプロバイダーで動かす方法です。
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