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ライフサイクルマーケターの仕事とは?

ライフサイクルマーケターは、獲得後のカスタマージャーニーを担当します。オンボーディング、アクティベーション、リテンション、休眠顧客の掘り起こしです。ライフサイクルのステージを整理し、メール、SMS、プッシュ通知、アプリ内メッセージにまたがるステップメールや再エンゲージメントのフローをすべて設計し、人を次のステージへ進めるメッセージをつくります。

更新日:6分で読めます執筆 fromHello

要点

  1. ライフサイクルマーケターは、登録後に起こることを担当します。オンボーディング、アクティベーション、リテンション、休眠顧客の掘り起こしです。

  2. 仕事の単位はジャーニーです。人をあるステージから次のステージへ進める、行動をきっかけに動くフローです。

  3. メール、SMS、プッシュ通知、アプリ内メッセージと複数のチャネルを扱い、その時々に合うチャネルを選びます。

  4. パフォーマンスマーケターがバケツを満たすなら、ライフサイクルマーケターはバケツから漏れないようにします。

仕事をひとことで言うと

ライフサイクルマーケターは、獲得担当から引き渡された時点から顧客を担当します。新規登録者をアクティベーションまで導き、アクティブなユーザーを習慣化させ、離れかけた人を解約する前に引き留めるのが仕事です。グロースチームの8つの役割の1つで、パフォーマンスマーケターが人を連れてきた後に起こることに集中します。

ステージごとに見るライフサイクル

仕事は地図づくりから始まります。ライフサイクルマーケターは、登録後のジャーニーをステージに分け、それぞれにメッセージとトリガーを割り当てます。難しいのはステージ間の移行です。ユーザーが前に進むか離れていくかが決まる瞬間であり、タイミングの合ったメッセージが真価を発揮するのはそこだからです。

マーケターが設計する顧客のライフサイクル。新規からオンボーディング、アクティブへと進み、解約リスクありのステージから掘り起こしを経て、アクティブに戻ります。

オンボーディングとアクティベーション

リテンションの成否は、ほとんどが最初の1週間で決まります。Lenny Rachitskyがリテンションの事例を調べたところ、長続きした改善のほぼすべては、初期体験の改善から生まれていました。多くは登録から7日以内のことです。そのため、ライフサイクルマーケターが最初につくるのは、たいていオンボーディングのシーケンスです。数通のメールに、ときにはアプリ内での促しを組み合わせ、新規ユーザーが初めて価値を得る瞬間まで導きます。その瞬間がアクティベーションであり、顧客が定着するかどうかを最もよく予測する指標です。

リテンションと休眠顧客の掘り起こし

Andrew Chenは、リテンションの弱いプロダクトを穴の開いたバケツにたとえます。上からいくら獲得を注いでも、注ぐより速く底から流れ出てしまいます。ライフサイクルマーケターは、その穴をふさぎます。利用が落ちているシグナルを見張り、アカウントが冷え切る前に再エンゲージメントのフローを動かし、すでに離れた人には掘り起こしのジャーニーを用意します。パフォーマンスマーケターと同じ「投じた費用を守る」という本能を、すでにお金をかけて獲得した人に向けたものです。

すべてのチャネルを、その時々に合わせて

ライフサイクルマーケターは、メールマーケターではありません。メール、SMS、Webプッシュ、アプリ内メッセージを扱い、チャネルは惰性ではなく判断で選びます。ウェルカムメッセージはメールが向いています。急ぎの促しは、WebプッシュやSMSのほうが届きやすいことがよくあります。機能の案内は、ユーザーがすでにいるアプリ内が適しています。腕の見せどころは、チャネルとタイミングをステージに合わせることです。

ステージ目的代表的なメッセージ
オンボーディング最初の価値に到達させるウェルカムシリーズ、セットアップの促し
アクティブ習慣をつくるヒント、マイルストーン、機能の案内
解約リスクあり利用の落ち込みを捉える再エンゲージメントのフロー、状況確認
掘り起こし解約した顧客を取り戻す特典、新機能のお知らせ、最後の呼びかけ

この職種の成果の測り方

ライフサイクルマーケターの評価基準は、送ったメールの数ではなく、リテンションカーブ、アクティベーション率、そして各フローがもたらした改善幅です。優れたライフサイクルマーケターは、ライフサイクルを1つのシステムとして運用し、数字を動かすメッセージをテストし、動かないメッセージは廃止します。小さなチームでは創業者か最初のマーケターが担うのが普通で、大きな組織ではそれだけで1つの部門になります。

ライフサイクルマーケターがfromHelloでできること

fromHelloでは、メッセージは人の行動をきっかけに届きます。ジャーニーは、イベントを起点に、または動的セグメント(イベントのたびに再計算されます)に人が入った時点で始まり、「イベント待ち」「分岐」「A/B分岐」「ゴール」を含む14種類のノードで組み立てます。メールは5つのプロバイダー(Resend、Postmark、SendGrid、SMTP、Microsoft 365)のいずれか、SMSは自社のプロバイダーを通じて送られ、アプリ内メッセージはバナーとモーダルとして表示されます。Webプッシュも使えます。返信はその人のプロファイルに届き、email_repliedイベントで次のジャーニーを開始できます。メールのステップでは、送信時パーソナライズ(Light、Medium、Deep)が、メッセージごとのレビューを経ずに、受信者ごとに各メッセージを書き換えられます。AIの処理に失敗した場合、初期設定では送信を保留します。組み込みアシスタントやMCPクライアントは、反応がなくなった人向けの掘り起こしジャーニーの下書きをつくれます。このジャーニーは、公開するまで下書きのままです。おなじみのツールと比べるなら、fromHello vs Customer.ioをご覧ください。

FAQ

よくある質問

  • ライフサイクルマーケターとメールマーケターの違いは何ですか?

    メールマーケターが担当するのは1つのチャネルです。ライフサイクルマーケターは、登録後のジャーニー全体(オンボーディング、リテンション、休眠顧客の掘り起こし)を担当し、必要に応じてメール、SMS、プッシュ通知、アプリ内メッセージを使い分けます。メールは道具の1つであって、仕事そのものではありません。

  • ライフサイクルマーケターとパフォーマンスマーケターの違いは何ですか?

    パフォーマンスマーケターは、有料チャネルで顧客を獲得します。ライフサイクルマーケターはそこから引き継ぎ、すでに獲得した人のアクティベーション、リテンション、掘り起こしを担います。一方はバケツを満たし、もう一方は漏れを止めます。

  • 掘り起こしのジャーニーとは何ですか?

    利用が止まったユーザーや解約したユーザーを対象に、行動をきっかけに動くフローです。一般的には、価値を思い出してもらうメッセージに、ときには特典を加え、プロダクトに戻るための明確な道筋を示します。ユーザーがまだ反応しているチャネルで送ります。

  • ライフサイクルマーケティングとマーケティングオートメーションは同じものですか?

    関連はしていますが、同じではありません。マーケティングオートメーション(MA)は、行動をきっかけにメッセージを送るための仕組みです。ライフサイクルマーケティングは、どのメッセージを、誰に、いつ送るかを決める戦略です。オートメーションは、その戦略を実行する手段です。

fromHelloは、オープンソースのマーケティングオートメーションです。

人の行動をきっかけにメッセージを届けます。fromHello Cloudは、ウェイトリスト経由でアーリーアクセスを提供しています。

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