fromHello vs Ortto
オープンソースのOrtto代替です。イベントをきっかけに動くジャーニーとLinkedInオーディエンスを、公開価格で使えます。セルフホストも、fromHello Cloudでの利用も可能です。
結論から言うと
更新日:
OrttoとfromHelloは、どちらもビジュアルジャーニービルダーからマルチチャネルのライフサイクルメッセージングを実行し、どちらも広告オーディエンスをMetaとGoogleに同期します。違いは、何が同梱されているかと、何を自社で持てるかです。Orttoはメッセージングに、組み込みのカスタマーデータプラットフォーム(CDP)と分析ダッシュボードを組み合わせています。かなり大きなプラットフォームです。2026年時点ではCanvaの傘下にあり、2026年6月以降、価格は公開されていません。fromHelloはデータまわりのツールでは範囲が狭く、AGPL-3.0のオープンソースのマーケティングオートメーション(MA)です。人の行動をきっかけに動くジャーニーとLinkedInオーディエンスを備え、アーリーアクセス中のfromHello Cloudの価格を公開しています。メッセージングと一緒にCDPを使いたいなら、Orttoはそのためにつくられています。オープンなコードと公開価格を求めるなら、それがfromHelloです。
fromHelloが向いているのは
イベントをきっかけに動くジャーニーを、セルフホストできるコードで、LinkedInオーディエンスとともに使いたいと考え、誰かと話す前に価格を確認したい場合です。
Orttoが向いているのは
メッセージングと並んで組み込みのCDPと分析ダッシュボードを使いたいと考え、WhatsAppのネイティブ対応も求める場合です。
CDPとメッセージングか、オープンなコードと公開価格か。
| fromHello | Ortto | |
|---|---|---|
| メール、SMS、モバイルプッシュ、アプリ内メッセージ | fromHelloモバイルプッシュ以外すべて | Ortto全チャネル |
| fromHello提供なし | Orttoネイティブのチャネル | |
| 広告オーディエンス同期(Meta、LinkedIn、Google) | fromHello標準搭載 | OrttoMetaとGoogleはネイティブ、LinkedInはなし |
| 組み込みのCDPと分析ダッシュボード | fromHelloファネルとレポート、CDPなし | OrttoCDPとダッシュボード |
| ビジュアルジャーニービルダー | fromHello14種類のノード | Orttoジャーニー(実績あり) |
| リアルタイムセグメント | fromHello動的・静的 | OrttoCDPベース |
| オープンソース(AGPL-3.0) | fromHelloあり | Orttoクローズドソース |
| セルフホスト可能 | fromHello自社のインフラ | Orttoクラウドのみ |
| データの所有 | fromHelloセルフホストなら自社のデータベース | Orttoベンダーのクラウドでホスト |
| AI(エージェント、アシスタント、MCP) | fromHello59種類のMCPツールとアシスタント | OrttoAIアシスタントとMCP |
| 料金 | fromHelloCloudは月額€39から、セルフホストは無料 | Orttoトライアルのみ、2026年6月以降は価格非公開 |
| 提供状況 | fromHelloCloudはアーリーアクセス中 | Ortto一般提供中 |
| 向いているチーム | fromHello人の行動に合わせて動くチーム | OrttoCDPとメッセージングを求めるマーケティングチーム |
Orttoの料金と機能は、2026年時点の公開情報に基づいています。Orttoは2026年4月にCanvaに買収されたため、料金とプラン構成は変わる可能性があります。最新情報はortto.comで確認してください。fromHello Cloudは、ウェイトリスト経由でアーリーアクセスを提供しています。fromHelloの価格はユーロ建て・税別です。
すべてを同梱するか、オープンソースか。
Orttoは多くのものを1つのプラットフォームにまとめています。マルチチャネルのメッセージング、組み込みのカスタマーデータプラットフォーム、分析ダッシュボードに加え、WhatsAppにもネイティブに対応しています。データとメッセージングを一緒に扱いたいマーケティングチームにとって、これは強力で守備範囲の広い製品です。そこはごまかしません。2026年時点では、Canvaの傘下にあります。
fromHelloはデータまわりのツールでは範囲が狭く、Orttoがクローズドであるのに対してオープンです。ファーストパーティのスニペットが人の行動を記録し、イベントごとにセグメントが再計算され、14種類のノードを備えたジャーニーが、メール、SMS、アプリ内のバナーとモーダル、広告オーディエンスにまたがってそれに応えます。Webプッシュもプラットフォームに組み込まれています。手持ちのAIはMCPで接続でき、セグメント、ジャーニー、テンプレート、分析のための59種類のツールを使えます。AIが作成したジャーニーは、公開されるまで下書きのままです。
fromHelloはセルフホストできるAGPL-3.0のコードで動きます。セルフホストすれば、顧客データはCanvaのクラウドではなく自社のPostgresに置かれます。また、Orttoが広告オーディエンスをMetaとGoogleに同期するのに対し、fromHelloはLinkedInにも同期します。Orttoは、マーケティングチームにCDPとメッセージングを提供します。fromHelloは、オープンソースのコードで動くジャーニーを、公開価格で提供します。
正直なところ
Orttoが優れている点
そこはごまかしません。Orttoは幅広く、実績もあり、多くのチームにとって正しい選択です。
一般提供中で、数千社の顧客から信頼されており、現在はCanvaのリソースが後ろ盾にあります。アーリーアクセス中のfromHello Cloudにはない規模と実績です。
組み込みのCDP、カスタマージャーニー分析、カスタマイズ可能なダッシュボードにより、データとレポートを1つのツールにまとめられます。fromHelloにはファネルとレポートはありますが、CDPはありません。
WhatsApp、フォーム、アンケート、ランディングページ、ライブチャットにネイティブに対応しています。fromHelloのライフサイクルチャネルより幅広い、マーケター向けのツール群です。
本番運用に耐えるプッシュ通知とアプリ内メッセージのSDK、分析ダッシュボード付きの組み込みCDP、MCP接続に対応したAIアシスタントを備えています。
価格を公開していないか、公開しているか。
Orttoには無料プランがありません。14日間のトライアルのあと、コンタクト数で課金される有料プランに移ります。2026年6月に料金ページの公開を取りやめたため、提示できる定価はありません。最後に公開されていたStarterの料金は、2026年5月時点で年払いの月額$169でした。fromHelloは価格を公開しています。fromHello CloudはCoreプランで月額€39から(税別)で、20,000件のコンタクトまでは月単位の契約です。BusinessプランとEnterpriseプランは12か月契約で、月払いです。fromHello Cloudはウェイトリスト経由でアーリーアクセスを提供しており、AGPL-3.0のもとでのセルフホストは無料です。セルフホストすれば、顧客データはCanvaのクラウドではなく自社のPostgresに置かれます。
fromHello — Cloudは月額€39から(税別)、セルフホストは無料(AGPL-3.0)。
Ortto — 無料プランなし。14日間のトライアルあり、2026年6月以降は価格非公開。
乗り換えに関する質問
乗り換える前によく聞かれること
fromHelloはOrttoの代替になりますか?
オープンなコードと公開価格を求めるチームなら、代替になります。fromHelloはメール、SMS、アプリ内メッセージ、Webプッシュをカバーし、広告オーディエンスをMeta、LinkedIn、Googleに同期します。コードはセルフホストできるオープンソースで、アーリーアクセス中のfromHello Cloudでも利用できます。メッセージングと一緒に組み込みのCDPとダッシュボードを使うことが主な目的なら、Orttoのほうが幅広いデータプラットフォームです。
fromHelloにはOrttoのような組み込みのCDPと分析機能がありますか?
同梱の機能群としてはありません。Orttoは、メッセージングにカスタマーデータプラットフォームとカスタマイズ可能な分析ダッシュボードを組み合わせています。fromHelloは、会社フィールド付きのプロファイル、イベント、ファネル、ジャーニーのレポートを備え、AIはMCP経由で分析データを読み取れますが、本格的なCDPはありません。組み込みのCDPを優先するなら、Orttoにはそれがあります。
fromHelloにあって、Orttoにないものは何ですか?
AGPL-3.0のもとでのセルフホスト、MetaとGoogleに加えたLinkedInオーディエンス、そして公開価格です。セルフホストすれば、顧客データは自社のPostgresに置かれます。チャネルはおおむね重なりますが、OrttoにはモバイルプッシュとWhatsAppもあります。
fromHelloはセルフホストできますか?Orttoはクラウドのみです。
はい。fromHelloはAGPL-3.0のオープンソースで、セルフホストできます。PostgresとRedisを使い、自社のインフラで動かし、データも自社で持てます。Orttoはベンダーのクラウドでしか動かず、2026年からはCanvaの傘下にあります。データとスタックを自社で持つことが重要なら、そこが両者の最も明確な違いです。
AIが承認なしに何かを送信することはありますか?
fromHelloのAIツールがメッセージを送信することはありません。ただし、AIによる操作が、確認ステップを経ずに稼働中のジャーニーを変更する場合があります。お使いのAIエージェントが作成したジャーニーは、公開されるまで下書きのままです。エージェント経由での公開、一時停止、削除には、お使いのAIクライアントでの確認ステップが必要です。それ以外の編集(セグメントやテンプレートの変更など)は、保存した時点で反映されます。オプトイン方式の送信時パーソナライズは、メッセージごとのレビューを経ずに各メールを書き換えます。AIの処理に失敗した場合、初期設定では送信を保留します。
fromHelloはどう始めればよいですか?
方法は2つあります。fromHello Cloudはウェイトリスト経由でアーリーアクセスを提供しており、段階的にご案内しています。オンボーディングは伴走型で、セットアップからコンタクトの移行までお手伝いします。もう1つは、AGPL-3.0のもとでfromHelloをセルフホストし、ご自身で運用するサーバーとプロバイダーで動かす方法です。
アーリーアクセス
fromHello Cloud
小さくまとまるために始めたわけではない。
fromHello Cloudのアーリーアクセスは、段階的にご案内します。 オンボーディングは伴走型です。セットアップからコンタクトの移行まで、私たちがお手伝いします。
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