本文へスキップ

HubSpotの代替ツール(2026年)

2026年に最適なHubSpotの代替ツールは、スイートのどこまでを実際に置き換えるかで決まります。ActiveCampaignとBrevoは営業CRMも備え、全体を置き換えられます。EnchargeとCustomer.ioはCRMを持たないため、CRMは残します。fromHelloもCRMは持たず、全員のプロファイルを保持しますが、商談やパイプラインはありません。オープンソースのマーケティングオートメーション(MA)で、Cloudはアーリーアクセス中です。

更新日:9分で読めます執筆 fromHello

要点

  1. 機能一覧より先に課金単位を確認してください。Brevoは月間のメール送信数、ActiveCampaignはコンタクト数の段階とユーザー数、Enchargeは購読者数、Customer.ioはプロファイル数、fromHello Cloudは連絡可能なコンタクト数(ユーザー数無制限)で課金され、セルフホストのfromHelloには課金がまったくありません。

  2. HubSpotは3つの単位で同時に課金します。Core Seatごと、マーケティングコンタクト数の段階ごと、そしてAI向けのHubSpot Creditごとです。これに加えて、HubSpot自身の料金ページの注記がProfessional($3,000)とEnterprise($7,000)で必須としている、1回限りのオンボーディング費用がかかります。Starterにはありません。

  3. HubSpotの無料ツールを顧客データの基幹システムとして残し、マーケティングハブだけを移すこともできます。マーケティング対象外に設定したコンタクトは、課金対象のコンタクト段階に数えられずに保存されます。

  4. ダウングレードする前に、料金が下がらない仕組みを確認してください。HubSpotの製品別規約(Product Specific Terms)には、マーケティングコンタクトの料金は「その後マーケティングコンタクトの数が減少した場合でも、減額されない」と書かれています。

候補ツール

Marketing Hubはスイートの中の1つのハブで、価格もそのように設定されています。Core Seatごと、マーケティングコンタクト数の段階ごと、AI向けのHubSpot Creditごとに課金され、Professional以上では1回限りのオンボーディング費用もかかります。Starterの表示価格は1ユーザーあたり月額$20で、マーケティングコンタクトは1,000件です。Professionalは月払いで月額$890、年間契約なら月額$800で、Core Seat 3つとマーケティングコンタクト2,000件が含まれます。Enterpriseは月額$3,600からです。HubSpotから離れたいチームの多くは、これをすべて取り払いたいわけではありません。CRMはそのままにして、送信だけを移したいのです。そこでこのガイドでは、5つの代替ツールを、それぞれがスイートのどこまでを引き受けるか、そしてどの課金単位の支払いがなくなるかで分類しています。

選定方法

HubSpotからの移行で実際に分かれ目になる3つの点で分類しました。1つ目は、ツールがCRMを備えているか、既存のCRMを残す前提かです。2つ目は、何に課金するか(ユーザー数、コンタクト数、プロファイル数、メール送信数)です。3つ目は、始めるのにいくらかかるかです。ベンダーの情報は一次情報(料金ページ、製品規約、ベンダーのドキュメント)に基づき、2026年8月10日に確認しました。私たちはfromHelloを開発しています。そのため、fromHelloは最後に掲載し、アーリーアクセスであるという注意点も含めて同じ基準で評価しています。

  1. Brevo

    プロプライエタリ(SaaS)

    向いている用途

    マーケティングコンタクト単位ではなくメール送信数で課金されるツールで、SMS、WhatsApp、別建ての営業パッケージも含め、少ない予算でスイート全体を置き換えたいチーム。

    強み

    • 課金単位はマーケティングコンタクト数ではなく、月間のメール送信数です。Starterは月額$9で、コンタクトの保存数は課金の対象ではなく、プランごとの上限です。
    • チャネルと営業機能の幅を1つのアカウントで使えます。180か国以上へのSMSキャンペーン(送信先ごとに価格が決まるクレジット制)、WhatsAppキャンペーンと1対1のメッセージ、そしてSales Free以上で別パッケージになった営業ツールがあり、HubSpotの構成のCRM部分にも移行先があります。
    • BrevoのAIレイヤーであるAuraは、コンテンツの下書きを作成し、自然言語で書いた目的からワークフローを組み立てます。Professionalでは、予測による解約リスクスコアがECの注文データをもとに機能します。

    注意点

    • ユーザー数は今もプランで制限されます。FreeとStarterは1ユーザーのみ、Standardはアドオンで最大3ユーザーまで追加でき、10ユーザーが含まれるのは月額$499のProfessionalだけです。
    • クローズドソースでクラウドのみです。無料プランのメールにはBrevoのブランド表示が入り、有料にするまでは1日300通が上限です。
  2. ActiveCampaign

    プロプライエタリ(SaaS)

    向いている用途

    営業パイプラインとMAを1つのアカウントに残したまま、HubSpot Professionalの数分の一の費用で、最も混乱の少ない形でスイートを置き換えたいチーム。

    強み

    • パイプライン、商談、コンタクト管理が自動化ビルダーの隣にあるため、HubSpotと同じように、マーケティングと営業が1つのアカウントにまとまります。広告オーディエンス同期はネイティブで幅広く、Facebook Custom AudiencesとLead Ads、Google Ads、LinkedIn Lead Ads、TikTok Adsに対応しています。アプリ内メッセージは、Plus以上のSite messagesで扱えます。
    • 入門価格は、年払いで1,000件のコンタクトなら月額$15(年間$180)です。料金ページには、14日間のトライアルと30日間の返金保証が明記されています。
    • Active Intelligenceは充実したAIレイヤーです。プロンプトからPerformance Maxキャンペーンを構築するGoogle Adsコネクター、アップロードした概要書からのキャンペーン生成、セッションをまたいで保持されるメモリを備えています。

    注意点

    • HubSpotの主な課金単位を2つとも引き継ぎます。コンタクト数の段階とユーザー数です。StarterとPlusは1ユーザー、Professionalは3ユーザー、Enterpriseは5ユーザーが含まれるため、5人のチームはリストの規模だけでなくプランの分も支払います。
    • SMS、WhatsApp、CRMパイプラインはいずれも、コンタクト段階の料金に上乗せされる別料金のアドオンです。プッシュ通知はネイティブのチャネルではなく、OneSignalなどのマーケットプレイス連携で提供されます。
    • クローズドソースでクラウドのみで、セルフホスト版やソースアベイラブル版はありません。
  3. Encharge

    プロプライエタリ(SaaS)

    向いている用途

    HubSpotの無料ツールを顧客データの基幹として残し、マーケティングハブだけを移したいB2B SaaSのチーム。EnchargeはCRMを持たず、持つつもりもありません。

    強み

    • 意図的にCRMを持ちません。すでにCRMがあることを前提にしたMAで、HubSpotの無料CRMをそのまま使い続けるなら、これが適した形です。
    • 料金ページによると、Growthプランではチームメンバー数が無制限なので、ユーザー数の課金単位は完全になくなります。
    • プロダクトのイベントに基づく行動トリガーのメールを、ネイティブのWebフォームとサイトトラッキングとともに使えます。エディター内では、Magic Writerがメール、構成案、件名のバリエーションの下書きを作成します。

    注意点

    • 無料プランはなく、入門価格はここで最も高い部類です。14日間のトライアルの後、購読者2,000人で月払いなら月額$99、年払いなら月額$79です。
    • メールが中心です。SMSは、Enchargeが運用する通信事業者レイヤーではなく、Twilioとの連携経由で送信します。連携ページにはMetaのカスタムオーディエンスが載っていますが、GoogleやLinkedInのオーディエンス同期はありません。
    • 動きの少ない1年でした。2026年の変更履歴は、フォームの修正、スパム対策の強化、送信の安定性といったメンテナンス作業です。また、購読者が2,000人を超えると、価格は価格表ではなくインタラクティブなスライダーで決まります。10,000人で月額$249、50,000人で月額$550、それ以上は個別見積もりです。
  4. Customer.io

    プロプライエタリ(SaaS)

    向いている用途

    CRMは別に持ち、すべてのメッセージングチャネルを1つの成熟したジャーニービルダーで、ユーザー数ではなくプロファイル単位の課金で使いたいプロダクト主導型のチーム。

    強み

    • HubSpotがプランで制限したり外部に任せたりしているチャネル(モバイルプッシュ、Webプッシュ、アプリ内メッセージ、WhatsApp、そしてTwilio、Sinch、Infobip、Vonage経由のSMS)を、1つのジャーニービルダーで扱えます。
    • ユーザー数による課金はありません。請求額は、アカウント内で一意に識別された人とオブジェクトの最大数に応じて決まります。Essentialsには5,000件のプロファイルと月1,000,000通のメールが含まれ、スタートアッププログラムでは、調達額が1,000万ドル未満の企業が丸1年無料になります。
    • Agentは自社の権限と承認フローの中で動作し、メッセージの下書き、自動化の構築、アカウントの定期チェックを行います。

    注意点

    • Essentialsは月額$100からで、超過料金が上乗せされます。追加プロファイルは1件あたり$0.009、追加のメールは1,000通あたり$0.12、AIクレジットは100,000クレジットあたり$10です。
    • オブジェクトも人と同じくプロファイルの課金単位に数えられるため、B2Bのデータモデルでは、コンタクトリストから想像するより早く請求額が増えることがあります。
    • クローズドソースでクラウドのみで、範囲はメッセージングに絞られています。HubSpotのCRM、フォーム、ランディングページを置き換えようとはしていません。
  5. fromHello

    AGPL-3.0Cloudはアーリーアクセス中

    向いている用途

    Marketing Hubの役割を、残すCRMの隣で、プロダクトのイベントをきっかけに動くジャーニーに移したいチーム。AGPL-3.0のコードで使え、fromHello Cloudはアーリーアクセス中です。

    強み

    • 人の行動をきっかけに動くジャーニーを、ファーストパーティトラッキング、イベントごとに再計算されるセグメント、14種類のノードを備えたビジュアルビルダーで組み立てられます。チャネルはメール、SMS、アプリ内のバナーとモーダル、広告オーディエンスで、Webプッシュもプラットフォームに組み込まれています。返信はコンタクトのプロファイルに届き、ジャーニーを開始できます。
    • 手持ちのAIをMCPで接続できます。59種類のツールにより、Claude、Cursor、その他のMCPクライアントからセグメント、ジャーニー、テンプレートを作成し、分析データを読み取れます。メッセージを送信するツールはなく、お使いのAIが作成したジャーニーは、公開されるまで下書きのままです。
    • AGPL-3.0で、PostgresとRedisの上に無料かつ従量課金なしでセルフホストできます。fromHello Cloudではすべてのプランでユーザー数が無制限なので、HubSpotのユーザー数課金がついてくることはありません。

    注意点

    • fromHello Cloudはウェイトリスト経由のアーリーアクセスです。ここに挙げたほかのツールはすべて一般提供中です。
    • フォーム、ランディングページ、プラグインのマーケットプレイスはないため、HubSpotのリード獲得とアプリのエコシステムには、どちらも別の手段が必要です。
    • 営業CRMもありません。すべての人のプロファイルはありますが、商談やパイプラインはありません。マーケティングと営業を1つのアカウントにまとめることが必須条件なら、ActiveCampaignかBrevoのほうが近道です。

オープンソースのマーケティングオートメーション、fromHelloを見る。

FAQ

よくある質問

  • CRMも置き換える必要がありますか?それともマーケティングハブだけをHubSpotから移せますか?

    マーケティングハブだけを移せます。HubSpotの無料ツールは$0で、CRMとして使い続けられます。マーケティング対象外に設定したコンタクトは、課金対象のマーケティングコンタクトの段階に数えられずに保存されます。そのため、レコードはそのままで、送信だけをBrevo、Encharge、Customer.io、fromHelloに移せます。その代わり、同期を保つシステムが2つになり、無料ツールに残る場合はマーケティングメールが月2,000通までに制限されます。

  • これらの代替ツールのうち、CRMを含むのはどれで、既存のCRMを残す前提なのはどれですか?

    CRMを含むのはActiveCampaignとBrevoです。ActiveCampaignは自動化ビルダーの隣で、CRMパイプラインを別料金のアドオンとして販売しています。Brevoは、Sales Free以上の独自の料金体系で営業ツールを提供しています。Encharge、Customer.io、fromHelloはCRMをまったく持たず、基幹システムがすでにあることを前提に、その隣で動作します。

  • HubSpotのようにユーザー数で課金するツールはありますか?

    HubSpotと同じ形のものはありません。HubSpotはコンタクトの段階に加えてCore Seatに課金し、Professionalには3つ、Enterpriseには5つが含まれます。ActiveCampaignは代わりにプランごとにユーザー数をまとめています(StarterとPlusは1ユーザー、Professionalは3ユーザー、Enterpriseは5ユーザー)。Brevoも同様です(FreeとStarterは1ユーザーのみ、Professionalには10ユーザーが含まれます)。Enchargeの料金ページにはGrowthでチームメンバー数無制限と記載されています。Customer.ioはプロファイル数で課金し、fromHello Cloudはすべてのプランでユーザー数無制限、セルフホストのfromHelloには課金がありません。

  • HubSpotを離れると、ワークフロー、リスト、フォームはどうなりますか?

    コンタクトのレコードとプロパティはエクスポートできます。ワークフローのロジック、フォーム、ランディングページはHubSpotのオブジェクトなので、移行先でつくり直す時間を見込んでおいてください。無料ツールを残す場合、既存のフォームとリストはそのまま動き続けます。送信の移行は、データの移行とは別に順序立てて進めてください。ドメインのウォームアップと送信除外リストの引き継ぎについては、メール配信プラットフォームの乗り換えガイドで解説しています。

  • オンボーディング費用がかからないHubSpotの代替ツールはありますか?

    ここに挙げた5つすべてです。HubSpotの料金ページの注記では、Professional($3,000)とEnterprise($7,000)でオンボーディングが必須とされています。Starterにはその費用はなく、ページにはInbound Consultingが追加料金のオプションとして記載されています。Brevo、ActiveCampaign、Encharge、Customer.ioはいずれもセルフサービスの料金を公開しており、必須のオンボーディング項目はありません。fromHelloの公開プランにもオンボーディング費用はなく、fromHello Cloudはウェイトリスト経由のアーリーアクセスで、オンボーディングは伴走型です。

  • HubSpotを離れた後、5ユーザーでマーケティングコンタクト10,000件の場合はいくらかかりますか?

    HubSpotでは、この規模はEnterpriseに当たり、Core Seat 5つとマーケティングコンタクト10,000件を含めて月額$3,600からです。HubSpot以外では、課金単位が一律に小さくなるのではなく、形が変わります。Brevoはコンタクトに直接課金しませんが、メール送信数の各段階で保存できるコンタクト数に上限があります。10,000件のコンタクトには20,000通の段階が必要で、Starterで月額$32から、追加ユーザーは1人あたり月額$12です。ActiveCampaignは10,000件のコンタクトで、Professional(月払い、3ユーザー込み)が月額$469、Enterprise(5ユーザー込み、見積もり制ではなくセルフサービスのまま)が月額$739です。Enchargeはスライダー上で購読者10,000人を月額$249としており、50,000人で月額$550、それを超えると個別見積もりです。Customer.ioはEssentialsに5,000件のプロファイルが含まれ、それ以降は1件あたり$0.009かかります。次の5,000件で月額約$45が、Essentialsの月額$100に上乗せされます。fromHello Cloudは10,000件のコンタクトで、Core(メールとSMSのプロバイダーは自社で用意)なら月額€89、Teamなら月額€139です(いずれも税別、ユーザー数無制限)。セルフホストのfromHelloは、コンタクト数もユーザー数も数えません。

あわせて読みたい

すべての比較

アーリーアクセス

fromHello Cloud

小さくまとまるために始めたわけではない。

fromHello Cloudのアーリーアクセスは、段階的にご案内します。 オンボーディングは伴走型です。セットアップからコンタクトの移行まで、私たちがお手伝いします。

ご利用の準備が整い次第、メールでお知らせします。スパムは送りません。

まだ登録する段階ではありませんか?GitHubで見る